「女子だけで試合ができることに感謝したい」

普段は投手と一塁手の二刀流。この日も第1試合に「6番・一塁」でスタメン出場し、タイムリーを記録。第2試合でもタイムリーを含む3安打と投打で活躍した。目標とする選手は「大谷翔平選手です。投手として、みんなにすごいと思われる選手になりたいです」と話す。
本大会はポニーリーグでは初開催となる女子選手の国際大会。長谷も心待ちにしていたそうで、「普段は緊張する方なのに、今日はワクワクの方が勝ちました」と笑顔を浮かべる。普段は男子と一緒にプレーするが、15U日本代表チームでは「男子とは違う動きがあったり、女子選手と一緒にプレーできる楽しさがある。女子だけで試合ができることに感謝したいと思うし、とてもうれしいです」と話す顔には充実感が漂う。
投手として「目標は130キロ」。日本で女子最速とされるのは、ハナマウイの山田優理投手と阪神タイガースWomenの森若菜投手が記録した129キロ。まだ130キロの壁を越えた選手はいない。高校でも野球を続けたいという長谷。前人未到の130キロ超えを目指し、思いきりのいいピッチングを続けていく。




