低めの剛速球に不可欠な”前足ブレーキ” 手投げ改善へ…名コーチ直伝の制球力アップ術

更新日:2025.12.05

文:First-Pitch編集部

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ダルビッシュら育てた佐藤義則氏が解説…低めへの制球力を生む「踏み出し足」の使い方

 多くの少年野球のピッチャーに見られるのが、手先でボールをコントロールしようとすることだ。しかし、通算165勝を挙げた元投手で、ダルビッシュ有(パドレス)や田中将大(巨人)ら名投手を育てた佐藤義則さんは、「踏み出し足の使い方が重要」だと指摘。前足が上手く使えていないことが、コントロールが定まらない原因の1つになるという。投手の理想である、低めのコースに強い球を投げるための“膝の使い方”を紹介する。【記事下の動画を参照】

 佐藤さんは近年の傾向として「つま先から(前足を)着くピッチャーがすごく多い」と感じているという。しかし、つま先着地だと体重移動のスピードを受け止めきれず、上半身が前に突っ込んだフォームになってしまう。傾斜のあるマウンドで、強く速い球を投げるには、“前足のブレーキ”が重要な役割となるという。

 そのためにもステップ足は「ベタ足で着くか、踵から着く」ことが理想だと佐藤さん。それには前足を横向きに着地していくことが1つのコツで、「横向きで着地をすれば、つま先からは入れない」と解説する。

 さらに重要なのが、着地後の膝の使い方だ。上半身の回転動作とともに膝も回しながら、投げる方向に向いたところで止めてあげる。「そうすると、ある程度、腕の位置が一定の場所で振れる。僕のコントロールは左膝でしていました」。膝の収まる位置が一定であれば、リリースポイントも安定するという。

 田中も楽天1年目は「左膝が開いて投げてたために、ボールを長く持てず、低めのボールを強く投げられなかった」と振り返る。少年野球ではまだ難易度が高いが、下半身の使い方を見直すことは、手投げを防ぎ、制球力を高め、低めに強い投手になるための第一歩になるはずだ。

【実際の動画】楽天時代の田中将大も課題だった 名伯楽・佐藤義則が解説、コントロールを高める「前膝の使い方」

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