ドアスイングや突っ込みをどう直す? NG動作が一目瞭然…理想の「円運動」習得ドリル

文:First-Pitch編集部

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徳島の人気指導者・福原芳之氏が伝授…フラフープを使った手打ち矯正ドリル

 少年野球で多い打撃の悩みが「ドアスイング」や「体の突っ込み」だ。徳島県で野球塾「J-PARK」を運営する福原芳之氏と、大阪桐蔭高OBで「BT野球スクール」代表の生島峰至氏は9日、野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」が開催したオンラインイベント「打撃改革3DAYS 第2夜」に出演。こうした問題を解決するために「フラフープ」を使ったユニークな練習法を紹介した。【記事下の動画を参照】

 バットが遠回りするドアスイングについて、福原氏は「振り出す瞬間に、グリップが体の中心から離れてしまう」と説明する。多くの子どもたちは、手を使いすぎてグリップを体から遠ざけたり、下に落としたりする。また、グリップが前に出ると「突っ込み」の形になる。いずれも回転動作が弱くなり、手先だけのスイングになってしまう。

 福原氏が推奨するのは100円ショップなどでも購入できる「フラフープ」を使ったドリルで、2種類を紹介した。子どもたちを指導する際は、こうした道具を使用して体の使い方を覚える方法も効果的だという。

 1つ目はバットを使わず、フラフープを持ってトップの構えを作る。悪い例では、始動でグリップ(手)が体から離れると、フラフープの円全体が体から離れてしまう。手が落ちると、円も落ちてしまうので注意が必要だ。

 正しい動きは、「グリップの位置を変えずに体が動いていく」こと。トップの位置から、フラフープが体の周りを綺麗に回るように回転させる。手が勝手に動くのではなく、体の回転に合わせてついてくるイメージだ。そして最後にトップハンド(後ろの手)が伸びていく。

飛距離アップへ…フラフープドリルで掴む「正しい円運動」

フラフープドリルを実演する福原芳之氏【写真:伊藤賢汰】

 2つ目はより実戦的な動きを習得するため、バットにフラフープを取り付ける。バットにフラフープをテープなどで固定し、円を移動させずに振っていく。

 ここでも、グリップが体から離れるとフラフープの軌道が乱れるため、スイングの際のエラー動作が一目瞭然となる。福原氏は「自分のイメージと実際の動きのすり合わせがしやすくなります」と説明する。

 実際にこのドリルを行った生島氏は「意識して練習しないと、その技術は身につかない。(スイング過程の)動く順番を僕は意識してやっていました」と効果を実感していた。

 このドリルを鏡の前で行うことで、バットがどう出ているか“可視化”できる。「強く振る」とは力任せに振り回すことではない。フラフープを使い、体の回転軸に沿った「正しい円運動」を身につけることが、飛距離アップへの近道となる。

【実際の動画】ドアスイングや体の突っ込み改善へ効果大 余分な手の動き排除する“100均グッズ”ドリル

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「打撃改革3DAYS」開催中…少年野球で役立つ“明日から使える”指導法を紹介

 First-Pitchと野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」では、2月2日、9日、16日の毎週月曜日、計3日間のオンラインイベント「打撃改革3DAYS」を開催中。「タイミングが合わない」「ミート率が低い」「遠くに飛ばせない」などの少年野球指導での悩みを、豊富な実績を持つ指導者・トレーナー陣がアドバイスします。参加費は無料。見逃し配信もあります。出演者などの詳細は以下のページまで。

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