ボールもバットも使わず打力アップ 大阪桐蔭元主将が推奨、“春に差が出る”スイングドリル

文:水本弦 / Gen Mizumoto

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大阪桐蔭で甲子園春夏連覇した水本弦氏が推奨…バット不要の打撃向上メニュー

 冬の過ごし方で春の結果が変わる。雪国を中心に冬場は練習メニューに制限がかかり、打撃練習する機会が大幅に減るチームや選手も少なくない。それでも、打力アップを図る方法はある。大阪桐蔭の主将として2012年に甲子園春夏連覇を果たし、現在は全国3か所で野球塾を運営する水本弦さんがバット不要の打撃向上メニューを紹介する。

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 私が中学生まで暮らした地元・石川県は冬になると晴れる日が少なく、雪も降ります。小・中学生の頃は外で練習できる日は、ほとんどありませんでした。石川県と同じ日本海側の県、または北海道や東北に住む子どもたちは今の時期、動くボールを打つ練習をするのは難しいと思います。でも、心配はいりません。室内でバットを使わずに打力を上げるドリルやトレーニングはたくさんあります。

 一人でもできるメニューとしておすすめなのは、ダンベルを使ってインサイドアウトの動きを身に付けるトレーニングです。スイングスピード向上や体の強化にもつながる効果があり、私が運営する野球塾でも取り入れています。

 用意するのはダンベル1つだけです。重さは小・中学生であれば2~3キロ。ダンベルがない場合は、水を入れたペットボトルでも代用できます。打席に立つ時と同じように構えて、トップハンド(左打者なら右手)でネットや棒を逆手でつかみ、バックハンド(左打者なら左手)でダンベルを持ちます。

 その姿勢から、スイングと同じように下半身を回しながら、ダンベルをトップハンドの下を通して上に突き上げます。ボクシングのアッパーのような動きです。構えた時にバックハンド側の肩を少し下げて前傾になり、下からのぞき込むイメージでダンベルを突き上げます。この動きが打撃で重要になるインサイドアウトにつながります。

 トップハンドでネットや棒をつかむのは、体が開くエラー動作を防ぐ目的です。ダンベルをできるだけ速く繰り返し突き上げることで、体の切れや打球を押し込む強さがアップします。ダンベルが重いと感じる場合は、腕を使い過ぎているためです。下半身を使って上半身と連動させることができると、ダンベルの重さが気にならなくなります。

 試合がないオフシーズンはバットやボールを使わないトレーニングの時間が増え、退屈かもしれません。ただ、地道な積み重ねが、春になった時の差として確実に表れます。目いっぱいグラウンドで体を動かせる時期に快音を響かせる自分の姿を想像して、冬の期間を充実させてください。

【実際の動画】インサイドアウトのスイング軌道が身に付く 冬の練習に最適…ダンベルを使った打撃向上術

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