
明治神宮大会で準Vの神戸国際大付が実践…強打を生む「スローボール打ち」
春夏通算8度の甲子園出場を誇る神戸国際大付(兵庫)は昨秋の明治神宮大会で準優勝。1試合3発を含む計5本塁打を放つなど、強力打線が話題になった。出場が確実視されている今春の選抜大会でも優勝候補に挙がる。低反発バット導入で多くの高校が長打力不足に直面する中、なぜこれほど打てるのか。青木尚龍監督が明かした“強化策”の一つは、意外にも「スローボール」を徹底的に打つことだった。【記事下の動画を参照】
150キロ超の速球が珍しくなくなり、多彩な変化球にも対応しなければならない現代の高校野球。青木監督は「高校生ぐらいなら、やはり速い球が一番打ちにくい」と指摘する。とはいえ、速球対策として速いボールを打たせようとすると打者は差し込まれ、自信を失ってしまう。
打てない現実にモチベーションは下がり、フォームも崩れていく。指揮官は「見ていて面白くない。ということは、打ってる選手も面白くない」と、双方がストレスを溜める悪循環に陥る危険性を口にする。こうした状況にならないように導入したのが、スローボールを打つ練習だ。
親交のある東日本国際大学・藤木豊監督のアドバイスを受けて取り入れたという。何よりの効用は、指導者も選手も「ストレスを感じない」ことだ。緩いボールであれば、選手は自分のスイングで確実に捉えられる。「右中間、左中間、逆打ちとかね、全部成功する」。意図した方向に意図した打球を飛ばせる「成功体験」こそが、打撃技術向上の鍵になる。
ただ気持ちよく打つだけではない。意図した打球を飛ばすには、何が必要なのかを考える。「自分の中でこういう角度で打ったら、こういう打球が打てる。それが分かってくる」。スイング動作と打球の因果関係を、遅いボールを打つことで頭と体に刻み込んでいく。こうした試みが実戦での長打や狙ったコースへの対応力アップに繋がっていく。
ボールが遅いからといって、動き出しまで遅くしないように注意したい。「早めにタイミングを取って打つことが大事」だという。ゆったりとした間合いの中で、自分の形を確認しながら、フェンス越えやライナー性の打球を飛ばす。この「ストレスのない時間」が、全国屈指の強力打線を育て上げている。
【実際の動画】全国屈指の強力打線が生まれる理由 神戸国際大付が取り入れる「スローボール打ち」
【動画】
— First-Pitch -少年野球育成悩み解決サイト- (@FirstPitchC2) January 22, 2026
兵庫の強豪・神戸国際大付は昨秋の明治神宮大会で準優勝🥈
3試合で5本塁打を記録し、話題になりました💪
強打の“源”は「スローボール打ち」👀
ストレスを感じない練習が、打力向上の鍵になります✨
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