
大阪桐蔭OBが語った西谷浩一監督の指導
今春の選抜高校野球にも出場し、高校野球界屈指の名門校として、甲子園で数々の記録を打ち立ててきた大阪桐蔭高。その中心に立つ西谷浩一監督の指導は、技術向上のみならず、人間形成においても選手たちに影響を与えている。野球育成解決サイトFirst-Pitchの取材に答えてくれた同校OBの言葉から、名将の教えをまとめてみたい。
・選手に合った技術をどのように見抜き、指導すべきか。
・選手に目的意識を持たせるには、どのような声かけが効果的か。
・進路選択において、選手を惹きつける指導者の姿勢とは何か。
2006、2007年に甲子園に出場し、現在は野球スクール運営に携わる生島峰至さんは、西谷監督の助言により打撃の概念が変わったと述べている。中学までは飛距離を出すために、ミートポイントを前にして引っ張る形にこだわっていたが、監督からスローボール打ちを徹底され、引きつけて打つ感覚を習得。「自分のスイングスピードに自信を持て」という監督の後押しもあり、高校通算33本塁打を記録する強打者に成長した。安易なフルスイングに走らず、監督の求めに応じられるスタイル確立の大切さを子どもたちに伝えている。
2012年に春夏連覇を達成した水本弦さんは、西谷監督の「まめさ」と「哲学」に大きな影響を受けたという。監督は多忙な中、卒業生や関係者への丁寧な連絡を欠かさない。水本さんが主将時代に「練習が無意味に感じる」と意見した際、監督は「意味がないと感じる練習に意味を持たせるのが主将の仕事だ」と厳しく諭した。どんな状況でも目的意識を持つ重要性を説く教えは、野球引退後のビジネスシーンでも生き続けており、自ら考えて行動する力の源泉になっている。
2005年、2006年に甲子園に出場し、現在は群馬で中学生指導に当たる謝敷正吾さんは、進路選択の場面で西谷監督の熱意と先見性に触れた。中学時代は他校への憧れを抱いていたが、スーツ姿で足繁くグラウンドへ通う監督の姿に心を動かされ、大阪桐蔭への進学を決意した。監督は選手の技術を見極めるだけでなく、卒業後の進路についても一人ひとりの適性を考慮し、ベストな選択肢を提示してくれたという。年齢を重ねるごとに、選手の将来までを見据えた指揮官の深い愛情と責任感の強さを実感している。
選手の可能性を最大化させる指導法とはどのようなものか。西谷監督の教えを受けた3者の言葉からは、単なる技術論を超えた普遍性が感じられる。少年野球の現場でも、参考にできるものがきっとあるはずだ。
・選手個々の適性を見極め、それに合った技術を伝えてチーム戦術まで落とし込めるようにする。
・練習の狙いや目的を選手たちに明確にさせることで、どんなメニューにも主体的に取り組ませる。
・指導者の熱意を直接的に伝え、自分の将来を真摯に考えてくれる信頼できる存在であることを示す。
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