「ライバルチームにも教えたい」 少年野球監督が即導入したTURNING POINTのドリルとは

公開日:2023.06.30

更新日:2023.12.26

文:記事提供:TURNING POINT

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多賀少年野球クラブ辻監督、年中夢球氏、菊池タクト氏の動画を参考

 愛知・名古屋市を拠点として活動する学童野球チーム「BSO」の吉川達雄総監督は野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」を愛用し、選手の成長を実感している。一番は基本であるキャッチボールをはじめ守備の上達が著しく、指導で疑問だったことも解明した。「ヒントがたくさん。僕は一生、解約しないと思います」と指導の引き出しが増える喜びを感じている。使い方や、子どもたちに変化のあった動画を紹介する。

【動画】導入後選手たちの成長が見えた “ヘビーユーザー続出”菊池タクト氏の守備ドリル

◆今回話を聞いたチームは?

◎学童野球チーム「BSO」……2018年4月に結成し、愛知・名古屋市で活動。小学2~6年生の全35名。吉川総監督を含め、7人のコーチ陣で指導している。専門知識豊富なコーチ陣が指導し、全国大会出場を目標に練習に励む。野球の奥深さ、ワンランク上の技術、ゲームプラン、仲間の大切さなど本物の野球が学べるチームです。
チーム公式ホームページ http://bsobb.net/bso-bbt/

BSO吉川総監督に聞く

――TURNING POINTに入会したきっかけは?
チームのためになることがあればいいなと思いました。多賀少年野球クラブの辻正人監督の動画が入っていたのでまずそれを見たい、と。辻さんとは試合もやったことがありますし、電話で連絡もとれる間柄ではありますが、辻さんが実際にどのように子どもたちの喋っているのかなと気になって、映像を見たくなりました。

――多賀少年野球クラブ・辻監督の動画はいかがでしたか?
TURNING POINTに登録して、すぐに全部を見ました。1回だけでなく、何回も見ましたね。記憶の中で薄れてしまうことがあっても「こういう時にどうだったかな」と思って、反復して見ることでインプットできる。なので、何度、同じ回を見ることがありますね。

少年野球指導者で見たい人続出 多賀少年野球クラブ・辻正人監督の子どもたちへの接し方

――辻監督の言葉で印象に残っているものは?
チームが強くても、選手は集まらないということをおっしゃっていたことです。幼児教育が大事だと感じました。自分たちのチームも、全国大会に出られるくらい強くなってきてはいるのですが、部員がなかなか増えてきません。野球をやる子を増やしたいという思いはみんな一緒だと思うけど、体験会から入部、本格的な野球につなげていく道筋の付け方が、辻さんはうまいです。

――少年野球指導者の動画は他にもご覧になりましたか?
野球講演家・年中夢球さん動画もよく見ています。辻監督とは違う視点で勉強になります。「自主練する子になるために必要なこと」の回がとても興味深かったです。技術を上げるには平日、どれだけ練習をしているかが重要です。でも、やる子とやらない子がいる。どうやったら自主練する子になるのかと考えていたのですが「やれ」と言われてやるものではない。挫折することが大事だと言っていましたが、そのヒントが挫折の中にあるんだなと感じました。

――子ども達へ声のかけ方などは変わりましたか?
変わりましたね。それに結果よりも過程が大事だということも身を持って感じています。結果で物事を言わないようにしたら、僕ら指導者も楽になりましたし、年中夢球さんの言葉は、保護者への説得力もあります。

――菊池タクトさんから選手がうまくなったと聞きました
守備のカテゴリーにある「グラブスイング」の話をしてくださった回です。グラブの使い方もそうなのですが、捕球するときに腕を曲げて、伸ばして捕るという動きを取り入れるようにしたら、上達しました。キャッチボール、ゴロ、フライキャッチ、そして打撃も……腕を曲げて、伸ばすというのがとても役に立ちました。

【動画】導入後選手たちの成長が見えた 菊池タクト氏の守備ドリル

――子どもたちにはどの練習でその動きを伝えたのですか?
キャッチボールを教える時に「何か足りない」と思っていたんです。全体的に捕球が上手じゃなかった。腕を曲げて、伸ばす動作をやって、腕がしっかり伸ばすと強く捕ることができます。私の中で「これだな」という形が決まった瞬間でした。今でもやらせているのでそこから守備力が上がりました。形も綺麗に見えます。

――その他にも気になる動画はありましたか?
そうですね……あとは「腰は高くていいんだよ」ということを菊池タクトさんが言っていました。私も同じことを言ってきました。実際に高い方が捕りやすいものもありました。昔からの常識もあったけど、いい意味で取り払われている。菊池さんだけでなく、今までの考え方が進化して、その常識が覆っている。TURNING POINTには新しい情報がまとまっているところに魅力がありますね。保護者の方にもぜひ見てほしいと思いますね。

――他のチームの人にも共有したいですか? 教えたくないですか?
教えたいですし、拡散したいですね。ライバルチームがこれを見て、強くなってほしいですし、レベルがあがっていけばいいです。私も野球人口が増えればいいですし、私は保護者、指導者に見てほしいです。保護者の方も平日に子ども教えている方もいます。YouTubeがありますが、ここにくれば、きっとはまるものがある。私は一生解約しないですね。とても役に立っています。僕にとっては安い。15000円でも払いますよ。

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