
小中学生を指導する元燕・松井淳氏…最も重視する「間」の取り方
打撃で最も重要なのはタイミング。いくらパワーがあってスイングスピードが速くても、投げられた球に対してタイミングが合わなければ快打は生まれない。かつてヤクルトでプレーした松井淳氏は野球塾などで子どもたちを指導。「間」の取り方を最も重視し、自身が培った打撃術を伝授している。【記事下の動画を参照】
松井氏は横浜商大高、日大国際関係学部を経て2009年ドラフト5位でヤクルトに入団。2012年に自己最多の46試合に出場、5本塁打を放つなど左の強打者として活躍した。2016年限りで現役引退し、現在は野球スクール「エイトベースボールアカデミー」などで小中学生に打撃の手ほどきをしている。
指導において重点を置いているのがタイミング。「間」の取り方を会得すれば打撃は一気に変わるという。松井氏自身がそうだった。ヤクルト入団当時、同学年で同僚だった川端慎吾内野手の打撃に目を奪われた。
しっかり軸足に体重を乗せた状態から、前の足(左打者の場合は右足)をゆっくり投手側に向けていく。この動きが重要になるという。「私がプロで打てるようになったのは『間』を取れるようになってからでした。ボールを長く見られるようになり、速い球にも対応できるようになりました」と振り返る。
前足の動きが作る「間」…“気を付けからの片足立ち”ドリルを推奨

「間」を作るためドリルとして推奨しているのが“気を付けからの片足立ち”だ。まず気を付けの姿勢でバットを構え、前の足を上げてその状態を数秒間保つ。子どもたちの場合、最初はグラグラするだろうが、バットを手にした腕を捕手側に引くことでバランスが取りやすくなるという。上げた足はつま先を下に向ける。つま先が上を向くとやはりバランスが崩れやすくなる。
この状態を作ってから、前の足を投手側に向けて下ろしていく。一直線に勢いよく下ろすのではなく、弧を描くように動かしていくのがコツだ。巨人・坂本勇人内野手、ヤクルト・山田哲人内野手らの左足の動きが1つの理想形だという。
練習では緩いボールを打つのが効果的。軸足に体重を乗せ、上げた前の足をゆっくり動かすことで、自然と体重移動もできるようになる。「体の大きい子どもは腕力だけである程度打球を飛ばせますが、限界があります。ゆっくり出ていって体重移動することで、自然と打球は飛ぶようになります」と語る。
さらに松井氏が勧めるのは“応用編”の習得。投手がクイック投球する場合に備え、前の足をすり足で動かすパターンも手に入れれば打撃に幅が広がる。打者にとっては永遠の課題ともいえるタイミング。「絶対に必要と誰もが言う打者の要素です。早いうちに自分のものにしてほしいですね」。次代の強打者育成へ、松井氏は力を込めた。
【実際の動画】飛距離が伸び確実性も上がる 元燕戦士が実演…打者に必要な「間」を得られるドリル
【動画】
— First-Pitch -野球育成悩み解決サイト-【by Full-Count】 (@FirstPitchC2) June 5, 2025
飛距離も確実性も上がる…バッティングの「間」の作り方は❓
元ヤクルト・松井淳さんのお勧めは“片足立ちドリル”
✅気を付けの体勢でバットを構える
✅前足を上げて軸足1本で数秒間、体重をしっかり乗せる
✅つま先で弧を描くように前足を“ゆっくり”おろしてスイング… pic.twitter.com/KcCAPdwiy2
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