2002年ドラフト1位で日本ハムに入団した尾崎匡哉さん
野球を始めた子どもたちに“楽しさ”を教え続ける。2002年ドラフト1位で日本ハムに入団し、12年間の現役生活を送った尾崎匡哉さんは「難しいことをやる前に、まずは基本を覚えよう」と心掛けて指導している。野球経験のない保護者にも好評を得ているのが、“誰でも簡単にキャッチボールが上手くなる方法”だ。
野球の基本となるのがキャッチボール。ボールを捕球してから送球する流れは一見、簡単そうに見える。しかし、保護者からは「子どもたちにどう指導すればいいのか?」という声が聞こえてくるという。
高いレベルになればなるほど、重要視される“基本のプレー”を尾崎さんは「野球の全ての動きに繋がるので、一番手を抜いてはいけない。投球フォームなど形を気にする人もいますが、理屈が分かれば野球経験のない人でも簡単に教えることができます」と語る。