硬式少年野球「MLB CUP」4強が決定 勝呂、大阪柴島、稲沢中央のボーイズ勢に北関東リトル

公開日:2025.11.23

文:First-Pitch編集部

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大阪柴島ボーイズは2試合で計38得点と打線が爆発

 硬式少年野球5団体所属の小学6年生以下を対象にした「MLB CUP 2025」のファイナルラウンド1日目が23日、滋賀県の3球場で開幕した。マイネットスタジアム皇子山で行われた予選Aブロックではボーイズリーグ代表の勝呂ボーイズ(埼玉)が2連勝で、決勝トーナメント進出を決めた。

 予選Aブロックでは勝呂ボーイズが1位通過を果たした。第1試合では5-2でリトルリーグ代表の兵庫リトルを下した。右腕・小島慧(6年)が最速109キロの直球を武器に5回1/3を投げ、7安打10奪三振2失点の力投。打っては初回に2死満塁から榎本賢志朗(6年)が左前へ先制の2点適時打を放つと、1点差に詰め寄られた3回には2死一、二塁から主将の内藤心那(6年)が左中間を破る2点適時二塁打を放ちリードを広げた。

 第2試合でも初回に3番・小島の中前適時打で先制。続く2回も8番・町田貫太(6年)のスクイズ、9番・手塚凛之介(6年)の中前適時打で2点を加えると、3回にも4点を奪い試合を優位に進めた。投げては田島颯詩(6年)が5回1/3を投げ7四球も失点を1で抑え、7-1で勝利した。

 決勝トーナメント進出を決めた勝呂ボーイズの内藤健太監督は「今日、通過しないと明日は無いので。そこはもう2本柱で、ずっと投げてくれてる2人が本当に期待に応えてくれました」と、ダブルエースの力投を称えていた。

 予選Bブロックでは大阪柴島ボーイズが2試合計38得点と打線が爆発し1位通過を決めた。24日は各ブロックで1位通過を果たした勝呂ボーイズ、大阪柴島ボーイズ、北関東リトル、ワイルドカードの稲沢中央ボーイズの計4チームがトーナメントを行い日本一を決める。

■試合結果(23日、予選ブロック)

○予選Aブロック
勝呂ボーイズ 5-2 兵庫リトル
勝呂ボーイズ 7-1 松山ボーイズ
兵庫リトル 7-6 松山ボーイズ

○予選Bブロック
大阪柴島ボーイズ 19-2 杉並中野GALAXYエメラルド
大阪柴島ボーイズ 19-3 鹿児島シャークス
杉並中野GALAXYエメラルド 25-2 鹿児島シャークス

○予選Cブロック
北関東リトル 5-0 ヤング神戸三田イーグルス
稲沢中央ボーイズ 17-0 ヤング神戸三田イーグルス
北関東リトル 6-3 稲沢中央ボーイズ

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