“絶対日本一”へ「楽天ジュニア」16人が決定 東北4県から精鋭選出…秋田から最多6人

予選リーグでは阪神、巨人、四国アイランドリーグplusと対戦
楽天は10日、「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2025」(12月26~29日、神宮球場・横浜スタジアム)に出場する「東北楽天ゴールデンイーグルスジュニア」のメンバー16人を発表した。東北地方の4県から選ばれた小学6年生の精鋭で、2018年以来7年ぶり2度目の優勝を目指す。
8月に行われた選考会は、50メートル走8.5秒以下、遠投50メートル以上、そして「『絶対に日本一になる』という強い意志を持っていること」などを参加条件として実施され、青森から4人、秋田から6人、岩手から2人、宮城から4人を選出。うち、4人は球団が運営するアカデミー所属選手となっている。楽天ジュニアは、「技術はもちろん、野球に取り組む姿勢・元気・礼儀・チームワークなど、私生活も含め東北の少年野球選手たちの目標となりうる存在」を目指しており、「東北の子どもたちの連帯感・団結力・あきらめない気持ちなど、東北野球の強さを全国の皆さまにお伝えしたい」としている。
楽天ジュニアは2006年、2018年と2度の優勝を誇り、2019年、2021年にも準優勝。現役NPB選手にはDeNAの西巻賢二内野手(育成)、武田陸玖外野手、中日・山浅龍之介捕手らがいる。監督は昨年に続いて球団OBの寺岡寛治氏が務める。16チームが参加する今年の大会では4グループに分かれての予選リーグが実施され、楽天は阪神、巨人、四国アイランドリーグplusのジュニアとの対戦が決定している。