最速115キロ“二刀流”ら逸材続々…「西武ジュニア」メンバー決定 サポート含め21人を選出

「小平フレンズ」の相座丞太郎は投手と内野を兼務する強打の二刀流
西武は「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2025」(12月26~29日、神宮球場・横浜スタジアム)に出場する「埼玉西武ライオンズジュニア」のメンバーを、球団公式ホームページで6日に発表した。選手16人に加え、活動期間中に練習や練習試合などのチーム活動に参加するサポートメンバー5人の計21人を選出した。
選考には埼玉県を中心に全国から約650件の応募が寄せられ、小学5~6年生を対象に選考会を実施。1次選考で動画審査、2次選考で実技テスト、最終選考では実戦形式のテストのほか面接や筆記試験を実施し、21人を決めた。
メンバーに選出された「小平フレンズ」(東京都小平市)の相座丞太郎(あいざ・じょうたろう)投手は右投げ左打ちで内野もこなす二刀流。最速115キロを誇り、「ジャビットカップチャンピオン大会2025」では3回戦の国分寺ファイブスターズ戦で2本塁打を放つなど、強打も備える。
チームスタッフは白崎浩之氏が代表を務め、星野智樹監督が8年連続で指揮を執る。宮田和希投手コーチ、綱島龍生野手コーチ、山崎まりマネジャー、豊田太郎育成アドバイザーという陣容だ。過去に西武・羽田慎之介投手(2021年ドラフト4位)、蛭間拓哉外野手(2022年同1位)を輩出している。
「未来を見据えたアプローチで、野球界と社会をリードする人材を育むチーム」を育成ビジョンに掲げる。「獅考力」(自分の役割を理解し、考え、行動し、発信しよう)をテーマに、悲願の初優勝を目指す。