過去最多1013人から選ばれた精鋭 「DeNAジュニア」16人が決定…全国出場者ら逸材ぞろい

松井飛雄馬監督「オールラウンドな強みを発揮できるチーム」
DeNAは、「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2025」(12月26~29日、神宮球場・横浜スタジアム)に出場する「横浜DeNAベイスターズジュニア」のメンバー16人を発表した。7月下旬から8月にかけて行われたセレクションで、過去最多の1013人の中から選出された。【次ページの一覧を参照】
8月11~18日に新潟県で開催された“小学生の甲子園”「高円宮賜杯 第45回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」に神奈川代表で出場した川和シャークスから2選手が選出された。チームで主将を務めた阿部孝太朗は左腕で強打の二刀流。吉本結楽は神奈川大会決勝で本塁打を放った。
松井飛雄馬監督は「今回のセレクションではフィジカル測定、面接、グループディスカッションを導入し、技術面だけでなくフィジカルとメンタル、思考力などを審査して将来性や伸び代も加味した選出を行いました。高いエンゲージメントを持ったメンバーが集結し、オールラウンドな強みを発揮できるチームです」などと球団公式ホームページにコメントを寄せた。
チームスローガンは「超成長」で、「できなかったことができるようになる」「あきらめずに最後までやりきる」「仲間を大事にして助け合えるようになる」など、今までの自分の限界を超えてレベルアップするという意味。セレクションに参加した1013人全員が自分の夢に向かって進んでいってほしいという想いが込められている。
DeNAジュニアは2016年、2023年大会で優勝を飾っており、出身選手にはパドレス・松井裕樹投手、楽天・渡邊佳明内野手、阪神・楠本泰史外野手、豊田寛外野手らがいる。約169倍の狭き門をくぐり抜けた精鋭が、2年ぶり3度目の日本一を目指す。