日立と仙台育英秀光が決勝へ ボーイズリーグ「日本少年野球北海道大会」が札幌で開催

公開日:2025.08.11

文:First-Pitch編集部

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日立ボーイズ・間宮が準決勝で6回7K無失点の快投

 中学硬式野球のボーイズリーグ「東商テクノ旗争奪 第4回日本少年野球北海道大会」が9日に開幕。日立ボーイズと仙台育英学園秀光ボーイズが決勝戦に進出した。

 この大会は関西発祥のボーイズリーグが、北海道で発展していることを記念して2022年に創設された。参加したのは北海道代表の4チームと関東・東北の予選を勝ち抜いた4チームの計8チーム。初戦は交流の目的もあり、北海道のチームと関東・東北のチームが対戦した。

 9日に札幌市の「つどーむ」で開会式が実施され、札幌手稲ボーイズの平野央宙(おうら)主将が選手宣誓を務めた。10日に札幌モエレ沼公園野球場と札幌円山球場で1回戦と準決勝が行われ、モエレ沼公園野球場での第1試合では、昨年優勝の札幌豊平ボーイズが山形東部ボーイズに9-0で勝利。第2試合は日立ボーイズがようていボーイズに6-3で勝った。

 日立ボーイズは準決勝でも札幌豊平ボーイズに2-0で競り勝った。4回に内野安打で出塁した佐藤黎斗(らいど)が盗塁を決め、野選で先制。6回にも佐藤が中前打を放ち、盗塁を成功させると、敵失で生還した。日立の先発・間宮幹太は6回を投げ7奪三振、内野安打1本のみで無失点に封じた。札幌円山球場で行われた準決勝は、仙台育英学園秀光ボーイズが札幌手稲ボーイズを11-1で破った。

選手宣誓をする札幌手稲ボーイズ・平野【写真:日本少年野球連盟提供】

■試合結果
◎1回戦
品川ボーイズ 5-6 札幌手稲ボーイズ
仙台育英学園秀光ボーイズ 4-1 苫小牧ボーイズ
ようていボーイズ 3-6 日立ボーイズ
札幌豊平ボーイズ 9-0 山形東部ボーイズ

◎準決勝
札幌手稲ボーイズ 1-11 仙台育英学園秀光ボーイズ
日立ボーイズ 2-0 札幌豊平ボーイズ

【勝ち上がり】北海道4チーム、関東・東北4チームが出場 ボーイズ「日本少年野球北海道大会」

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