抽選で大舞台出場ならずも「負けてはいないので」
侍ジャパンU-15代表に金谷隆乃助内野手、藤田蒼海内野手が選出されるなどタレントが揃うチームの中で大会MVPに輝いたのは、ポニー(U-14)日本代表の左腕、井上友吾投手だ。江東ライオンズ戦では7回途中3失点、決勝戦でも7回途中3失点。170センチ弱の体格から130キロ近い速球を軸に、チェンジアップで相手打者を幻惑した。打撃でも活躍し、7回に同点の左前適時打、延長9回にも同点となる犠飛を打ち上げた。
チェンジアップは今大会に備えて磨いた。ポイントは手首を立てて投げる意識を持つこと。「引っ掛けてワンバウンドになってしまうことが多かったのですが、今回は良かった。初めてこういう賞を頂けてうれしいです」と振り返った。
目標とする投手はDeNA今永昇太。指揮官もその投球に目を細めた。「柱として絶対的な信頼がある。球数制限がある中でしっかり投げ切ってくれました。頭脳的で、心強い投手ですね。上のカテゴリーでも活躍してくれると思います」。
中学硬式野球5団体の王者が集う「1stエイジェックカップ 中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズ」(8月28、29日)の出場権は抽選の結果、佐賀ビクトリーが獲得した。それでも指揮官の表情は晴れやかだった。「負けてはいないので。優勝という形で終われて最高です」。いきなりポニーで大きなインパクトを残した「関メディ」。今後の更なる活躍が期待される。




