飽きっぽい子が「一生懸命走る」 強豪学童が実践…野球好きにする「ボール転がし」

更新日:2026.03.11

文:First-Pitch編集部

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全国優勝3度…多賀少年野球クラブの辻正人監督が推奨する“初心者指導術”

 野球をやったことのない小さな子どもに、どう手ほどきをすればいいのか。そんな悩みを抱える少年野球の指導者は少なくないだろう。全国制覇を3度達成している滋賀県の学童チーム「多賀少年野球クラブ」の辻正人監督が、子どもの競争心を刺激する“ボール遊び”を紹介している。【記事下の動画を参照】

 体験会などに参加した子どもに野球に興味を持ってもらうには、楽しいと思わせることが重要だ。ランニングなど単調なメニューを嫌がる子どももいるだろう。そこで、辻監督は推奨するのがボール転がしだ。

 子どもはグラブをつけて構える。指導者は数メートル離れ、自身の近くにカゴを置いて子どもにボールを転がす。ボールや柔らかいものでも構わない。子どもは、ボールを捕ったら走ってカゴに向かい、ボールを入れる。捕り方は何でもOK。まずは走ってもらうことが重要だ。

 次に子どもを2人並ばせ、同時にボールを転がす。どちらが早くカゴに入れられるか競争させることで、積極的に走るようになるという。段々慣れてきたら参加者全員を並ばせ、ボールを一斉に転がす。1位を目指して子どもたちは懸命に走るという。

 辻監督によると、飽きやすい子どもへの指導では“間”が重要で、スピーディーに行うよう心掛けたい。「ゆっくりやると話し出したりします。楽しいことが次々あるような感じでやっていきます」と説明する。

 ボールを使った遊びで競争心をあおり、スポーツの基本である“走る行為”を体験してもらう。野球に興味を持たせる糸口として最適な方法といえるだろう。初心者を指導する際は試してみてはどうだろうか。

【実際の動画】子どもが喜々として走り出す 全国V3度…学童名将が推奨する初心者指導法

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