ボーイズ全国大会で「女子の部」初開催 6チームが参戦…“初代女王”の有力候補

更新日:2026.02.17

文:First-Pitch編集部

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「鶴岡一人記念大会」を過去4年で3度制覇…V候補に挙がる「関西女子」

 ボーイズリーグ春の全国大会「スターゼンカップ 第56回春季全国大会」が、3月26日から東京・大田スタジアムなどで開催される。今年から新たな取り組みとして「女子の部(中学生)」も実施。6チームが参加する。

 女子の部はボーイズリーグの各ブロック代表(東日本、中日本、関西、中四国、九州)5チームに加え、昨年創部された女子単独チーム「京葉ガールズ(千葉県支部)」が開催地枠で出場。リーグ戦形式で初代女王を目指す。

 優勝候補に挙げられるのが、「関西女子」だ。ボーイズリーグ3大大会の1つ「鶴岡一人記念大会」を昨年は4戦全勝で制するなど、過去4年間で3度優勝。現在のボーイズ女子チームでは頭ひとつ抜けている。

 2008年に設立され、現在の2年生が16期生、1年生が17期生として活動している。「昨年のチームに比べ破壊力は劣るが、自慢の投手陣と安定した守備力で失点を防ぎ、少ないチャンスを得点に繋げるチーム」と高岡周作監督は語る。

 中心選手の1人が、エースの柴田愛音(めろ)。最速110キロの直球を武器に、昨年のタイガースカップでは“甲子園デビュー”も果たした。正捕手の瀬戸川星(せとがわ・あかり)は不動の4番打者。田邊由芽(ゆめ)は内野の要で、切り込み隊長としてチームを牽引する。

 チーム1の俊足・鳥井彩夏梨(あかり)は広い守備範囲を誇る外野手。主将の河野渚月(なつき)は首脳陣の信頼も厚い。登録18人全員が右投げ右打ちという珍しいメンバー構成。「史上最強の優しい監督」と慕われる指揮官の下、どんな戦いを見せるか注目される。

2025年4月に創部…1年生主体の単独チームで臨む「京葉ガールズ」

京葉ガールズ・中川楓佳【写真:日本少年野球連盟提供】

 京葉ガールズは、全国制覇3度を誇る「京葉ボーイズ」の女子チームとして2025年4月に創部。選手が母親になった時、「我が子とキャッチボールを一緒にしながら、正しい指導ができるようになってほしい」という勝本俊朗オーナー兼代表の思いから誕生した。

 選手募集を始めた当初、1か月間で3度開催した体験会や説明会への参加者はゼロだったが、地道な活動が実を結び、現在は一期生16人で活動している。昨年の春先から1年生主体の湾岸リーグに参戦。京葉ボーイズとの合同練習も実施し、全国レベルのプレーを目の当たりにすることで更なる成長に繋げている。

 注目選手の1人が中川楓佳(ふうか)。打球速度と飛距離は、女子中学野球で群を抜く。投げてもエースとしての活躍が期待される。藤平莉乃はパワー系の右腕。打撃ではチームトップクラスの飛距離を誇り、内野守備にも定評がある。

 植草星七(せいな)は最速110キロで、体力測定のほとんどのカテゴリーでチームトップクラス。「扇の要」である佐久間美帆は学校の成績がチームトップ。荒川真維(まい)はチームの“元気印”で、打撃もパンチ力がある。

 他チームより1学年下の選手が中心で、苦戦も予想される。1年間同一チームで活動してきた強みを生かし、旋風を巻き起こせるか、注目される。

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