過去最多1120人から選出…「中日ジュニア」16人が決定 東海・北陸6県から精鋭揃い

監督は昨年に続いてOBの山北茂利氏「勝ちにこだわっていく」
中日は、「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2025」(12月26~29日、神宮球場・横浜スタジアム)に出場する「中日ドラゴンズジュニア」のメンバーを球団公式ホームページで発表した。セレクションには過去最多の1120人が参加し、愛知、岐阜、三重、静岡、福井、石川の6県から16人の精鋭が選出された。
中日ジュニアは12球団最多となる4度の優勝を誇り、過去には中日・根尾昂投手、石川昂弥内野手、高橋宏斗投手、オリックス・元謙太外野手、広島・高木翔斗捕手らを輩出している。今年のセレクションは1次で「Web選考(書類選考)」と共に、スポーツショップ「ヒマラヤ」が開催する「ピッチング&スイングスピードコンテスト」での選考も実施。その後、実技や試合形式も含めた5段階での審査を経て16人を選んだ。監督は昨年に引き続き、OBの山北茂利氏が務める。
9月27日には球団事務所で結団式が行われ、山北監督が挨拶。「12月26日の初戦まで皆の力を合わせ、コミュニケーションを取りながらしっかりやっていきたい。この3か月の活動は勝負なので、勝ちにこだわっていく。選手・スタッフ、保護者の方たちと全員で一体になって頑張っていきましょう」と決意を表明した。2021年大会以来4年ぶりの頂点を目指す。