ボーイズ全国大会「エイジェックカップ」開幕 小・中学計60チーム出場…強豪・江戸崎が接戦制す

文:First-Pitch編集部

XFacebookLineHatena

「第56回日本少年野球選手権大会」2日目結果 …小学部は今準Vの稲沢中央が勝利

 ボーイズリーグの夏の全国大会「エイジェックカップ 第56回日本少年野球選手権大会」は2日、和歌山・紀三井寺球場で開会式が行われ、熱戦の火蓋が切って落とされた。全国各地の予選を勝ち抜いた小学生の部12チーム、中学生の部48チームが出場し、頂点を目指してしのぎを削る。

 大会2日目の3日は、35度を超える酷暑の中、大阪シティ信用金庫スタジアムをはじめとする10会場で小学生の部12試合、中学生の部16試合を実施。23年ぶり2度目の出場の神戸ボーイズ(兵庫県東)と、2年連続4度目の出場の強豪・江戸崎ボーイズ(茨城県)の注目の一戦は、江戸崎が7-5で神戸を押し切った。

 2回に2点を先制された江戸崎は、その裏、菊地史穏の2塁打を足がかりに1点を返し、さらに4回には、内野安打の浜野凌匠、中前打の長井大季でが作った満塁の好機で、清水和の右越え2塁打が飛び出し逆転に成功。さらに、篠田龍投も左中間を破る2塁打を放つなど、この回に6得点を挙げ突き放した。神戸は6回に代打・絹川七琉の二塁打などで3得点と粘りをみせたものの、あと一歩及ばなかった。

 小学部では、今春の全国準優勝の稲沢中央ボーイズ(愛知県西)に黄城・諫早合同ボーイズ(西九州)が挑んだ。稲沢中央は序盤3点差を許したものの、4回に打線が爆発。広田湊真の二塁打を足がかりに打者一巡の猛攻を見せて一挙7得点、11-4のコールド勝ちと地力の差を見せつけた。

■中学生の部(3日の結果)
鯖江ボーイズ 9-2 横浜南ボーイズ
東村山中央ボーイズ 4-6 開星中学ボーイズ
越谷ボーイズ 7-6 小松ボーイズ
福岡ボーイズ 1-2 生駒ボーイズ
江戸崎ボーイズ 7-5 神戸ボーイズ
八幡南ボーイズ 0-2 射水ボーイズ

県央宇都宮ボーイズ 7-5 東尾張ボーイズ
広島北ボーイズ 1-2 四日市ボーイズ
三田ボーイズ 11-5 日豊ボーイズ
紀州ボーイズ 4-3 東京城南ボーイズ

岡山北ボーイズ 3-8 松戸中央ボーイズ
宮城仙北ボーイズ 2-3 飯塚ボーイズ
大分明野ボーイズ 3-4 岐阜青山ボーイズ

今治中央ボーイズ 3-7 旭川大雪ボーイズ
岡崎中央ボーイズ 6-18 武蔵嵐山ボーイズ
大阪柴島ボーイズ 3-11 東海中央ボーイズ

■小学生の部(3日の結果)
◎グループA
大阪泉州ボーイズ 12-0 今治中央ボーイズ
深谷ボーイズ 9-4 今治中央ボーイズ
深谷ボーイズ 5-2 大阪泉州ボーイズ

◎グループB
滋賀大津ボーイズ 15-2 稲沢中央ボーイズ
稲沢中央ボーイズ 11-4 黄城・諫早合同ボーイズ
滋賀大津ボーイズ 5-5 黄城・諫早合同ボーイズ

◎グループC
大阪柴島ボーイズ 16-0 広島安佐ボーイズ
埼玉上尾ボーイズ 3-3 広島安佐ボーイズ
大阪柴島ボーイズ 13-1 埼玉上尾ボーイズ

◎グループD
勝呂ボーイズ 10-1 大阪都島ボーイズ
愛知豊橋ボーイズ 17-10 大阪都島ボーイズ
勝呂ボーイズ 10-3 愛知豊橋ボーイズ

【組み合わせ】小学12、中学48チームが出場 ボーイズ日本選手権「エイジェックカップ」

トレンドワード