三振王→3冠王に“劇的進化” 5年生でも怯まない…東須磨少年野球部・堂脇裕翔くんの覚悟

文:First-Pitch編集部

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自分を表現する勇気を持ち高いレベルに挑む5年生遊撃手

 子どもたちの“がんばった瞬間”を記録して応援する企画「成長のスコアブック―きのうよりちょっとうまくなった日―」。子どもの成長の比較対象は他人ではなく、昨日の自分です。First-Pitchでは、日々の小さな成長や努力にスポットを当て、その一歩を大切に記録し、応援していきます。今回は兵庫の学童チーム「東須磨少年野球部」の堂脇裕翔(ゆうと)くん(5年)です。

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 かつての堂脇くんは空振りを恐れずバットを振る一方で、「三振王」と呼ばれるほど粗削りな打者だった。しかし、現在はチームの首位打者で、Cチームでは“3冠王”になるほどの確実性を手に入れた。全日本学童軟式野球大会の神戸大会初戦、5年生ながら「2番・遊撃」を任された背番号「19」の姿には、昨日の自分を超えた自信がみなぎっていた。

「今はバッティングが一番成長したと思う」

 飛躍の背景には、飽くなき向上心がある。もっと打ちたい、柵越えのホームランを放ちたいという純粋な欲求が、自宅前でのバッティング練習へ向かわせる。父や監督から教えられた「レベルスイング」を意識し、バットを上から出してライナー性の打球を飛ばすことを追求した結果、年上の6年生を相手に左前安打を放つ技術を確立させた。

 中谷龍矢監督は、昨年末に堂脇くんがAチーム入りを決めた時の言葉が忘れられない。年上が相手で、グラウンドサイズも広くなるが、こうした厳しい環境を望み、「高いレベルでやりたい」と覚悟を決めた時、堂脇くんの闘争心にスイッチが入った。野球を心から楽しみ、緊張さえも「楽しい」と笑い飛ばす精神的なタフさが、最大の武器だ。

「もっと我を出して、自分がやりたいと思ったことを率先してやってほしい」

 指揮官は能力の高さに太鼓判を押しつつ、もっと自己主張することを望んでいる。学年の壁を越え、先輩たちに臆することなく声を出し始めた堂脇くんは、全ポジションを守れる万能な中心選手へと歩を進めている。3安打を放ち、チームを勝利へ導くという次なる目標を見据える瞳は、チームを背負う自覚に満ちている。

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