DeNA捕手陣はトレーニング用ラダーを使って練習、野口寿浩氏が独自解説した
この練習にはどんな意図があるのか? DeNAが秋季練習で行った捕手練習の一部を公式インスタグラムに公開。プロ通算21年間捕手として活躍した野球評論家の野口寿浩氏に解説してもらった。
戸柱恭孝、東妻純平、益子京右の捕手陣はトレーニング用ラダーを使ってのゴロ捕球。ラダーで細かなステップを踏んだ後に正面へスローイングしている。一体、どんな狙いがあるのか。野口氏はこう説いた。
「これはフットワークでしょうね。小さく早く足を使うための。捕手は送球に移る時のフットワークやブロッキングと足を大きく使ってプレーすることはほぼない。“小さく早く”とやっておかないと実際に動けないから」
この練習法は秋季練習の一部として映像公開された。だが、野口氏はシーズン中はもちろん、少年・少女にもオススメの練習だという。「捕手だけじゃなくて内野手にもいい練習だと思います。小さく早く動かす。そういう癖づけにはいいかもしれないね」。子どもたちの上達につながるトレーニングと言えそうだ。