プロの気遣いに注目! 元燕の快足が“走って”教えるベースランニングの「極意」

最速のベースランニング 50歳を過ぎた盗塁王らが激走して熱弁

 かつての盗塁王が、息を切らしながらベースランニングの極意を披露した。ヤクルトの黄金期にプレーした選手たちが、古田敦也さんの公式YouTubeチャンネル「フルタの方程式」に登場。より速く走るためにはベースを左右どちらの足で踏むべきか、どこを踏むのがベストなのかと実演を交えた大激論。それぞれ信念を主張して譲らない姿に、プロのこだわりとプライドが詰まっている。

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 わずかな違いが勝敗を分けると、プロの第一線で活躍した選手たちは知っている。1つでも先の塁へ進むために、右足と左足のどちらでベースを踏めばいいのか。1990年代のヤクルト黄金期を知る選手が、古田さんを含め4人も集まった。口火を切ったのは、宮本慎也さんだ。

「河田さんとタイムを計って、ベースは右足で踏んだ方が速かった」

 宮本さんは、西武、広島、ヤクルトで守備・走塁コーチを務めた河田雄祐さんの名前を挙げ、右足でベースを踏むのを勧めた。実際にベースを蹴りながら「体を投手方向に入れる意識を持たないと、膨らんでしまう」と注意点を説明した。特に、少年野球で使われる移動式のベースは左足で踏むと滑りやすいので、右足で踏むよう呼び掛けた。

 これに対して「左足の方がいい」と主張したのは、通算234盗塁をマークし、タイトルも獲得した飯田哲也さんだ。右足よりも左足でベースを踏む方が、遠心力で体が流れるのを防げると説く。プロ1年目に32盗塁で新人王に輝いた笘篠賢治さんも「左足でベースを踏んだ方が、外側に膨らまず直線に早く入れる」と飯田さんの考えに賛同した。

 ベースを踏む位置でも激論を交わした。宮本さんは「側面を踏めば内回りできる。絶対にベースの角を踏むより早い」と熱弁。一方、他の3人は「ベースの角」と譲らない。「側面」か「角」か。答えを出そうと、全員が何度も何度も走った。かつてはダイヤモンドを疾走する姿で球場を沸かせた4人も今や50代。呼吸が乱れて年齢の衰えは隠せなかったが、野球への愛情や情熱は変わっていなかった。

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