速く走れるコツはありますか? 元巨人鈴木尚広が子どもたちに明かした答え

2021.09.10

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元プロ野球選手に直接質問、オンラインイベントで走塁のスペシャリストが金言

 試合に出ると緊張してしまう。どうやったらうまくなれるのか……。子どもたちや保護者の悩みの解決の糸口になればと、Full-Countではこのたび、元巨人で野球指導に定評のある鈴木尚広氏をゲストに招き、オンラインイベント「走塁のスペシャリストが説く 親と子の関わり方」を開催。前回は親と子の距離感について掲載したが、今回はメンタルや技術向上についてのプロの考え方を紹介する。鈴木氏の回答に「みんなに教えていいですか?」と目を輝かせた少年も現れた。(2021年7月26日、Full-Count掲載)

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 イベントには多くの野球少年が参加し、事前に質問も多く受け付けた。その中、多かったのが、緊張との向き合い方や、ゲストが“走塁のスペシャリスト”であったことから、走り方への質問が多く寄せられた。

「試合の時に緊張しない方法はありますか?」

 そう少年から聞かれた鈴木氏は微笑みかけながら、秘訣を明かした。

「まず、人は緊張する生きものだと思ってください。緊張しない人は誰もいませんよ。私も現役時代、試合に代走で出たとき、ものすごく緊張していました。でも緊張は悪いものではなくて、その中でしか生まれないものです。緊張するけど、それを楽しむ。そういう気持ちでいてください」

 質問した少年は最初、緊張していたが、表情は晴れやかになっていった。高いレベルで野球をしていても、緊張はする。誰にだって起こり得ることだと伝えた。

 鈴木氏は続けた。

「そのドキドキをなくすためには練習をたくさんする以外、方法はありませんよ。いっぱい、練習をすることと、その緊張を楽しむことを心がけてください」

 緊張をしないようにするのではなく、その状況に向き合うことが大切だ。緊張していることがダメなのではない。緊張しているから良いプレーにつながることも多い。緊張したから結果が出なかったわけでなく、それは自分の準備不足ととらえる。練習をすることも大事なことだ。

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