指導したチームは盗塁数増加で大会制覇 元巨人・鈴木尚広氏が伝えた走塁テク

2021.09.01

TwitterFacebookLineHatena

埼玉・栗橋ジャイアンツのナインと特別な時間を共有

 現役時代、走塁のスペシャリストとして活躍した元巨人の鈴木尚広氏は子どもたちに技術を“還元”している。自身の公式YouTubeチャンネル「Swiftrunner」で20年の現役生活の中で何度も得点を導いた“高速スライディング”を披露するなど、少年たちに速く走るポイントを伝授している。

【PR】球児&指導者に「成長のキッカケ」を届ける動画配信サービス「TURNING POINT(ターニングポイント)」 LINE友だち限定配信動画公開中

 動画内の企画で鈴木氏は埼玉県久喜市を拠点に活動する学童野球チーム「栗橋ジャイアンツ」の子どもたちと“野球教室”を行った際、「一塁ベースの駆け抜け」「コーナーリング」「スライディング」の3つのコツを伝えた。

 一塁の駆け抜けでは、まずベースを踏む時は頭を下げて、速く蹴ること。そして、駆け抜けたあと、すぐに向きを変えて、周りの状況を確認することが大事だと伝えた。駆け抜けたままにしてしまいそうだが、次の塁を狙う意識が重要だ。

 コーナーリングではスピードを緩めずにベースを踏む時の体の角度に気を付けると、スムーズに加速しながら、次の塁に進めることができる。鈴木氏がそれを実践して見せると、子どもたちも一生懸命にチャレンジ。すると、どんどん走塁がうまくなっていくのが見て分かる。鈴木氏は「ワンヒットで二塁まで行ける方法だよ」と優しく語りかけると、少年たちはどんどん走塁にのめり込んでいった。

“ベースランニングリレー”で快足を披露すると、見ていた保護者の歓声も聞こえてきた。現役当時と変わらないスタイルで指導したスライディングでは現役さながらの鋭さがあった。「トンネルや輪をくぐり抜けるイメージでね」と滑る時のコツを教えると、まだ野球を始めたばかりの男の子も上手に滑り込んでいた。

 野球教室の最後に鈴木氏は「楽しかった? 楽しいのが一番。楽しむ気持ちを大切にして、練習は真剣に。試合の時はのびのび、はつらつと。自分を信じて、野球をやっていってください」とエールを送ると子どもたちは元気に返事をした。栗橋ジャイアンツはその後、春の久喜市の大会で優勝。夏の大会も順調に勝ち進んでいる中で、かなり盗塁数が伸びているという。

【次ページ】【動画】現役当時と変わらない元巨人鈴木尚広が見せたスライディングに子どもたちが驚愕