軟式、硬式どちらにすべき? あまりに多い“中学野球”の選択肢と特徴を紹介

巨人・菅野やソフトバンク・柳田も実は“軟式”出身

 子どもが少年野球から中学校に上がるとき、保護者が抱える悩みの1つにチーム選びがある。学校の部活動で軟式をやるのか、硬式のクラブチームに入るのか……。また、硬式の中にもリトルシニア、ボーイズリーグ、ポニーリーグ、ヤングリーグなど、たくさんの連盟がある。その違いや特徴について紹介したい。

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 中学生が野球をやる環境には、まず大きく分けて2つある。部活動かクラブチームかだ。部活動で軟式野球を続けるメリットとして、負担が少ないことが挙げられる。硬式と比べ用具は安価で、学校がベースとなるため保護者の送迎などが必要ないケースも多い。

 頂点のプロ野球を目指すなら、早いうちから硬式球に触れておいた方がいいのではないかという意見もあるが、2021年のドラフト会議で1位指名を受けた選手12人のうち、5人は中学軟式野球出身。現役プロ選手でも巨人の菅野智之投手やソフトバンクの柳田悠岐外野手らは中学校では軟式でプレーしていた。

 一方でプロ野球選手の中には、中学校でクラブチームに属し、硬式野球をプレーしていた選手が多いのも事実だ。日本で中学硬式野球の連盟が初めて発足したのは1970年、日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)が関西に生まれた。その後、1972年に日本リトルシニア協会が続いた。現在、ボーイズリーグが700チーム以上、リトルシニアが500チーム以上と、中学硬式クラブチームの多くを占めている。

 また、独自の取り組みをしているのが、米国発祥のポニーリーグだ。少しでも多くの選手が試合に出られるようにと、先発メンバーに限って交代後、再び同じ打順で試合に戻ることができる「リエントリールール」を採用している。また、1団体1チームという制限はなく、選手が多ければ複数チームを編成し、公式戦に出場することが可能になっている。

 他にも、ボーイズリーグから派生したヤングリーグ(全日本少年硬式野球連盟)や九州を中心としたフレッシュリーグ(九州硬式少年野球協会)、レインボーリーグ(西日本中学硬式野球連盟)などがある。

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